「一にアイデア、二に捨てる」
これは私が長年レゴをやってきた経験から自分で作った言葉です。
どういうことか説明すると、作品を作る際、様々な壁にぶつかります。「パーツとパーツが上手く合わない」とか、「強度を上げたいのにうまくいかない」とかです。そうした問題を解決する上で最も大切なのがアイデアです。ここまでは、多くの方にご賛同頂けると思います。
重要なのは次、そのアイデアを捨てること。思いついたアイデアで問題を解決できないのなら、その確度を上げても解決できないのなら、そんなアイデアは捨てるべきです。あくまでも捨てるだけで、忘れるわけではありません。別の作品制作の際に役立つかもしれませんから。
要は、一つのアイデアに固執せず、いろいろなアイデアを思いついては捨てる。良いアイデアが生まれるまで粘り続ける。この繰り返しが作品作りにおいてとても大事だと考えます。
私は、この言葉を胸に作品を作り、自分なりの及第点を超えて完成をさせることができました。
こうして、大切だと思う考えを言葉にしておくのは大切ですね、自覚的になって忘れずに済みます。