今回は私が過去に作った作品をご紹介します。
作品名は宇宙船。
コンセプトは大きく二つ
・スペースシャトルのような白と黒の配色
ある程度現実味のある宇宙船にしたかったので、SF感の強い灰色や青色といった配色は避け、スペースシャトルと同じ、白と黒で配色しました。
・二人乗り
構想を練っている段階から、二人乗りにしようと決めました。
翼
これもある程度の現実味を持たせるために、スペースシャトルと同じ、翼の端に"黒い縁"をつけました。
その縁の外側の黒い部分と内側の白い部分との間は一段の差があります。この部分は「10231シャトルエクスペディション」を参考にして作りました。
エンジン
ごつく仕上げました。
エンジン内部の火のついた状態は「7893 旅客機」を参考にしました。
シンプルながらとても良い組み方です。
操縦席
映画『インターステラー』のレインジャー号から着想を得て、天窓を取り付けました。普通の乗り物にはない物が付いていると、それだけで宇宙船の特異な感じが出て良いですね。
例によって、屋根を開くと操縦席が見えます。
操縦席には、宇宙船っぽさ演出のために、操縦席には計器類のタイルパーツやシールパーツをこれ見よがしに設置しました。
もちろんコンセプト通り、ミニフィグを二人搭乗させることができます。それを可能にするために壁を薄くしましています。
この部分も「10231 シャトルエクスペディション」のを参考にしました。
ちなみに、フロントガラスはこのような組み方で設置しています。
裏面
配色は黒一色にし、人目につかない部分なので強度だけを考えて組みました。
この作品は、今から6年ほど前、私がまだ学生だった頃の作品で、当時の自分の持てる技術を全て投入して作ったつもりです。しかし、今改めて見ると、シルエットはシンプルで好きなものの、特に目を引くものがなく、作りに工夫がありません。また、ギミックや収納などの工夫もなく、全体的に淡白といった印象です。
もう、この作品はパーツ取りのために崩してしまったのですが、次また自分が宇宙船を作るなら、前述の欠点やこの作品から学んだことを活かして、この宇宙船を超える宇宙船を制作したいです。