タイトル通り、今日からディーゼル機関車DD51を制作します!
私は鉄道の知識なんて全くといっていいほどありません。それでも、このDD51という機関車をピンポイントで作ろうと思い立ったのは、最近あるドラマを知ったからです。
時は東日本大震災直後、JR貨物は深刻な燃料不足に陥った福島県に緊急で石油を届けなければなりませんてした。しかし、海沿いの路線は津波の影響で使えません。そこで、内陸にある磐越西線という路線を活用することになりましたが、この路線は電化されていませんでした。つまり、架線から電気を取り込む電車を走らせることができません。
そこで白羽の矢が立ったのが、1962年に誕生し、もう引退間際だったディーゼル機関車DD51。愛知機関区、吹田市機関区、門司機関区など、日本各地の機関区から車両が収集され、被災車のために磐越西線を走り抜いたDD51。このプロジェクトはJRグループ始まって以来の大輸送でその活躍は絵本にもなりました。
そんな胸熱な物語を知り、DD51制作することを決めました!
長年日本の鉄道を支え、緊急輸送という大役を見事に全うしたDD51に敬意を払い、自分の納得のいく作品にするのが目標です。
とはいえ、実際に制作を決意したのにはこのパーツがあったからです。
「3677 レッドカーゴトレイン」で登場した赤いバッテリーパックです。
通常出回っているバッテリーパックだと灰色なので、今回のDD51のような赤い車両を作る場合はどうにかして隠さないといけません。しかし、このバッテリーパックは元から赤色なので、周りをパーツで隠す必要がなく、ビルドに自由が生まれます。
さて、前説が長くなりましたが現在の進捗状況です。
本体を仮組みして全体の長さをイメージします。
やはりというべきか、車体が長くなりそうです。予想以上に8ポッチのバッテリーが車体を長くさせています。
前方と後方にある金網(?)は窓のシャッターを使って再現しています。
先程の仮組みを元にベースプレートを作ります。
やはり長い、全長40ポッチあります。
そのためベースのプレートはトレイン用のベースプレートではなく、一から作りました。強度がしっかりしているか心配です。
次回は台車を制作しようと思います。