日本国議会議事堂。
1936年竣工。堂々とした姿は欧米諸国と肩を並べようとしていた当時の日本のまさに威信。
特徴的な中央党は高さ65mあり、竣工当時は日本で一番高い建物でした。
縦は衆参両院の前にある噴水から中庭の噴水まで、横は衆参両院の脇にある植え込みまで制作しました。
サイズは台座を含め縦19ポッチ、横48ポッチです。
中央塔
スロープパーツでシンプルに再現したピラミッド部分。ここから全体を逆算して制作しました。
正面玄関
柱の本数を合わせるのはもちろん、左右対称に配置できるよう工夫して組みました。
側面スタッドブロックを横にして組むトリッキーなビルドですが、違和感なく組み込むことができました。
入り口は窓の数までモデルに合わせています。
階段
印象的な正面玄関前の階段はアーキテクチャ十八番の組み方、パネルの積み重ねで再現しました。
一方、その脇のスロープはウェッジプレートで再現しました。
廊下
2階と3階部分はモデルと窓の数を合わせています。
全体とのサイズ感を見ながら何度も組み直しました。
こちらもモデルと窓の数を合わせて制作しました。側面スタッドとブロック、プレートの積み重ねのシンプルなビルドになっています。
左右対称の形をしているので、衆参両院とも全く同じ組み方になっています
衆参両院にある噴水も再現しました。
少ないパーツでなんとか組みました。
中庭の池も再現しました。
本作を作るまで中庭に池があるなんて知りませんでした。
アーキテクチャのランドマーク作品は、クライスラー・ビルディング、東京駅に続いて3作目ですが、ようやく本作で勘所がつかめたような気がします。
モデルの特徴的な部分を何のパーツで再現するか決め、そこから逆算して全体のスケールを割り出す。そして、細部は時としてトリッキーな組み方をしながら、できるだけ細部まで再現していく。
ミニフィグスケールの作品とは違う頭の使い方をしてとても楽しかったです。