今思うと制作がいくら進んでも“正解”に辿り着いていない気がしていていました。
うまく言語化できないのですが、組んでいて「これが正解だ」という感覚がなく、イマイチな印象しかありませんでした。
しかし今、ようやく正解に近づいた気がしています。
今までの組み方では背の低い建造物(日本丸、コスモロック21、赤レンガ倉庫)の縮尺が後ろの背の高い建造物(ランドマークタワー、クイーンズスクエア、ヨコハマグランドインターコンチネンタルホテル)と比べて明らかに大きいのに違和感を感じます。
そこで、背の低い建造物の方の縮尺を合わせてみると・・・
前とは比べ物にならないほど良くなりました。
全体の縮尺が揃っていて綺麗に見えます。また、建造物のサイズの大小がはっきりして作品全体にメリハリが出たように感じます。
赤レンガ倉庫は元と比べてかなり小さくなってしまいましたが、むしろこれくらいのサイズの方がデフォルメされている部分を脳内で補完しやすく、かえって良かったように思います。
そして、宿願だったキングの塔、クイーンの塔、ジャックの塔の愛称で親しまれた神奈川県本庁舎、横浜税関本関、横浜市開港記念会館を赤レンガ倉庫と同サイズで制作しました。
横浜マリンタワーも制作しました。
そして、全てを配置すると・・・
良い街並みになりました。
それぞれの建造物の縮尺に違和感はないし、高層ビルはより存在感が大きくなったように感じます。また、今までみなとみらい21の景色が再現されていませんでしたが、新たに官公庁街を再現したことで関内の景色が加わり、より横浜らしくなりました。
これで再現したランドマークは以下の10個になりました。
・横浜市開港記念会館
・横浜税関本関
・神奈川県本庁舎
・横浜マリンタワー
・日本丸
・横浜ランドマークタワー
・クイーンズスクエア横浜
・ヨコハマ グランド インターコンチネンタル ホテル
・コスモロック21
・横浜赤レンガ倉庫
残る課題はクイーンズスクエアのそれぞれの棟の高さを微調整したり、台座の組み方を考えたりするのみです。