今回ご紹介するのは過去に作った作品から海賊船です。
「6285 ダークシャーク号」を参考にしながら制作しました。今なお熱狂的な支持を得て、且つレゴ社から「LEGEND」の称号を与えられて再販されるほどの船から学べることは沢山あり、自分なりに納得のいく出来に仕上がりました。
制作上最も気をつけたのは全体のバランスです。
遠目に見た時に帆船特有の美しいシルエットになるよう、マストの位置や甲板、船長室の高さを全体のバランスを見ながら慎重に制作しました。また、「6285 ダークシャーク号」に習って、手すりなど"外枠"にあたる部分の色は濃い灰色に揃えた他、ランプを随所に設置するなどして統一感を出しました。
船首
斧を持ったガイコツが飾ってあります。海賊船らしく、船首の飾り付けは物騒なものにしました。
ヘッドパーツには蛍光塗料が使われているので、暗い所では光ります。私が小学生の頃に友人からもらったものですが、今となってはその友人に大感謝です。
首甲板
ボートを置いています。
下にはタイルパーツが貼ってあるので簡単に取り外しできます。
完成間際までボートの置き場所が決まらず迷っていたのですが、比較的スペースのあった船首甲板に設置しました。こうしたボートなどの小物があるのとないのとでは、全体の雰囲気が違ってきます。
甲板
「6285 ダークシャーク号」を参考に足場は2ポッチにしました。
船長室の扉の前には狙撃用の穴があります。ここも「6285 ダークシャーク号」を参考にしました。
船長室
飾りは控えめです。
ちょっと味気ない感じもしますが、こういった飾り付けのセンスは私には皆無なので悪趣味になるくらいならと、最低限の飾りにしてしまいました。
窓周りの組み方は「4184 ブラックパール号」のビルドをブラッシュアップするような感じで作りました。帆船らしさが出せるシンプルな組み方なのでかなり気に入っています。
例によって、側面を開けると船長室が覗けます。
船長室らしく、地球儀や海図、宝石が置いてあります。
操舵台
大きな船なので操舵台は4ポッチ幅にしました。
もちろん、こちらも例によって外すことができ、船長室が覗けるようになっています。
以上がこの船の全てです。
制作当時、私はまだ高校生でしたが、その時の自分なりにいろいろ工夫をした思い出深い作品です。船名すら決めていませんが、私の中では大切な、お気に入りの作品です。